Artists meet Specialist@AnyMusic sunbrain×荘口彰久
僕らが表現する音楽をとおしていろいろなものを巻き込みながら野望が希望に変わる瞬間がたまらない
エニーミュージックも協力しているTOKYOFMで毎週月〜木曜日16:00〜19:00に放送されている音楽番組「MUSICVIBES」のパーソナリティ荘口彰久氏をナビゲーターに、南ヤスヒロ(microman)、丸谷学の2人のコンポーザーによるユニット「sunbrain」をゲストに迎えて、音楽の楽しみ方や音楽活動についての対談が実現。エニーミュージックでさらに広がる音楽の魅力などについても語っていただきました。
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Sunbrain official site MUSIC VIBES × Any Music
 
 
――荘口さん お二人は普段、どこでどんなときに音楽を聴くことが多いですか?

南さん 僕は結構、家で仕事するケースが多いんで、部屋でこもりながら聴いています。あとは街とか歩いていて、聴こえてくる音楽に反応しちゃうんですよ。景色と音が同化する感じっていうか、曲がかかることによってその店の雰囲気ががらりと変わる、みたいな。目で見たものと耳で聴いたものが一緒になってるっていうか、そういう聴き方が多いですね。
荘口さん それ、僕もわかりますけど、普通に見たら危ない人ですよね(笑)。コンビ二とかでいい曲かかったりすると、固まったりしちゃうっていう。
丸谷さん 基本的には僕も部屋で聴きますね。家で結構いいスピーカーを使っているんで、その間に挟まって地獄聴きするんですよね(笑)。
荘口さん ちょうど二等辺三角形のポジションに座ってね。
丸谷さん そうなんですよ。そうやって浸る感じがいいですね。
荘口さん 今は昔みたいにオーディオセットがどーんとあって、家で聴きながらっていうよりも、やっぱり持ち出して聴く人も多いじゃないですか。ワインを単体で飲むのもいいけど、飯と合わせるとなんかいいよねぇっていうのと同じで。僕なんかはチャリンコ乗りながら聴くと、より楽しく聴けたりとかする。
丸谷さん 僕も外でも聴きますよ。家の中ばっかりだと煮詰まるんで。ポータブルプレイヤーで音楽を聴くために散歩に行きます。散歩したいんじゃなくて、ポータブルプレイヤーを聴きたいから散歩する(笑)。ジャンル分けもちゃんとしていて、いろんなジャンルを組み合わせてシャッフル再生で聴いたりしてます。
荘口さん ポータブルプレイヤーのシャッフル再生って、たまに神のような選曲するときありますよね。
丸谷さん ありますあります。こういうのは今聴きたくないって飛ばしたら、ちゃんといいところに行ってくれたりして。ロックじゃないんだよって思ったらクラブ系に行ってくれたりする。
南さん 僕もポータブルプレイヤー持っています。自宅で聴くとこうなんだけど、外で聴いたらどんな感じなんだろうって思って、あえて持ち出して。ながら的な感じで聴いていますね。

――荘口さん お二人はまさに、仕事で毎日毎日自分たちの音楽を聴かなきゃいけないときってあるじゃない。そういうとき、ほかの人の音楽は聴きたくないなっていうことはあります?

南さん いや、それはないですよ。むしろ参考に聴くことのほうが多いかもしれないですね。
――荘口さん じゃあ普段はどういう音楽を聴きますか?
南さん 僕はやっぱりオルタナティブ系。かなり暗めの、雨とか降っていると特にどよーんってなりそうな曲とか。あとはクラブ系というか、DJがやっているようなゼロセブンとか、ひとりで浸れるラウンジ系の曲を聴いています。
荘口さん ちょっとゆっくり歩きながら自分のインナースペースに入っていくような感じだ。
南さん 止まっている感じっていうか、アクティブな感じじゃない音楽です。
丸谷さん 僕はロックはロックでもUKですね。南国感とかパーティー感がまったくないヒップホップとかが好きです。
荘口さん クラブで流れる曲の中でも、上げ上げじゃなくて、チルアウトみたいな。コール&レスポンスじゃない感じの音楽ね。
丸谷さん そうです(笑)。一人称な感じですね。

――荘口さん 音楽を聴くときのこだわりとかありますか?

南さん 僕はもうできるだけ頭をからっぽにする。聴いている最中はあんまり考えたくない。だから眠いときとかに聴きますね。
荘口さん 思考能力が低下しているときとか、意識より無意識のほうが多少勝っているときってことですね。
南さん そう。曲に関心がないときに、聴いていて関心を持つっていうか、心にひっかかるっていうことは、なんかあるってことじゃないですか。
丸谷さん 僕も結局そこに行き着くんだと思うんですけど。たとえば普段ヒットソングとかを聴いていて、こういうところが売れているんだろうなとか、ヒントを得たりして、俺らはどうだろうとか考えていたりする。でもそういう流れがあって、意識的に作りあげたものって、なんかやだなぁとか思ったりして。それだったら、自分の中から出てきたものを正直に作ろうって思う。

――荘口さん ところで、最近好きなアーティストは?

南さん コールドプレイとかは二人とも好きですね。あと、好きというわけではないけど、よく聴いているのはエブリシング・バッド・ザ・ガールの『ビフォア・トゥデイ』。リズムが連打している曲で、スピーカーの低域と高域の特性を確認したいときに使えるんですよ。だからそのCDは常に持ち歩いている状態で。この曲は結構、仕事上で使っているエンジニアさんが多いんですよ。
丸谷さん 僕はオアシスとかロイクソップとか。その辺は音楽的に意外と暗めに思われがちだけど、僕の中では結構明るいと思う。

――荘口さん それぞれ注目しているアーティストとか作品などはありますか?

南さん 読売新聞のCMで流れている拝郷メイコさんの『どれどれの唄』。僕、あれを聴いて大泣きしたんですよ。なんていいメロディなんだろうと思って、グッときてしまったんですね。最高ですよ。
丸谷さん 僕はオンラインでUKのベスト10とかを試聴していたら、すごい心にひっかかる曲があったんですよ。フォーク寄りの、男性のシンガーソングライターで、30秒くらいしか聴いてないから、誰なのかよくわからないんですけど。
荘口さん それもまたネットのいいところですよね。だってそうじゃなかったら一生聴かなかったかもしれないですもんね。
丸谷さん そうですね。あの曲は2回くらい聴いただけで、もうサビのところが頭に入っているし、今も欲しいなぁと思っているから。そういうのっていいっすよね。

――荘口さん リスナーの方には、sunbrainの音楽をどんなふうに聴いて欲しいですか?

南さん いろんなシチュエーションで聴いて欲しいです。やっぱりその生活の中にとけ込んで欲しいっていうのがあるんですよね。1枚の絵を飾ると部屋の雰囲気が変わるみたいな感じが、音楽の中にあるといいなって。そういう聴き方をしていただけたらうれしいですね。
荘口さん 音楽によって風景が変わるみたいな。
南さん そうそうそう。夢みたいなのと一緒で。すごい濃い夢を見た後、自分の部屋が全然違って見えたりとかする感じ。
荘口さん あぁ、たまにびっくりするくらい違うことあるよね。そんな感じで一変させるような。
南さん そうですね。僕らの音楽でそういうことが普通にできたらなっていうのが願いです。
丸谷さん 僕は最近『スターウォーズ』のDVDを借りたり、意外と連ドラにハマッてたりして、なんかすごいフツーの人しているんですよ(笑)。そういう映画やドラマの中でも、音楽ってかかってるじゃないですか。それがうらやましいなぁと思ったりしてます(笑)。
荘口さん “月9”とかでかかったらいいよね、みたいな。
丸谷さん そうそう。深津絵里さんと妻夫木くんがいい感じになるときに、sunbrainがかかって、シーンを盛り上げるような。
荘口さん まさに“月9”だ(笑)。そういう自分たちのプロモーションビデオじゃないところで映像と組合わさるような感じでね。確かにそれは聴いてみたいですね。
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