OCNモバイルONE
OCNモバイルONEではソフトバンクiPhoneは動作する?
OCNモバイルONEでソフトバンクiPhoneが動作する機種は限られております。
ソフトバンク「iPhone 7 」「iPhone 6s 」「iPhone SE」の3機種だけが動作確認されています。
この3機種はSIMロック解除を行うことで、通話・メール・SMS・テザリングといった機能が利用できることが完全保証されています。
最新の「iPhone11」などは動作確認されておりませんが、「iPhone 6s 」「iPhone SE」以降に発売されたiPhoneなら使えるようになっております。
OCNモバイルONEはドコモ系列の会社ですので、ソフトバンクiPhoneの動作を多数保証しておりませんが事実上は使えます。
OCNモバイルONEはドコモ回線を使った格安SIMとなりますので、通信網が全く異なるソフトバンク機種は基本的には対応しておりません。
OCNモバイルONEではソフトバンクiPhoneが動作確認されていなくても使える?
OCNモバイルONEで動作確認されているソフトバンクiPhoneは3機種のみとなります。
「iPhone 6s 」以降に発売したiPhone機種については動作できます。
android端末は、使える機種と使えない機種が存在します。ドコモの周波数に対応していないandroid端末もあります。この場合はOCNモバイルONEで使えません。
ドコモ系MVNO(OCNモバイルONE)はNTTドコモ回線を利用しているので、周波数帯は同じものを使います。下記のバンド・周波数に対応しているソフトバンク端末なら、SIMロック解除すればOCNモバイルONEで使えます。
Band | 周波数 | 備考 |
---|---|---|
1 | 2.1GHz | 主要周波数帯で全国広く対応 |
3 | 1.8GHz | 東京・名古屋・大阪メイン |
19 | 800MHz | 郊外や山間部用のプラチナバンド |
また、SIMカードは「nanoSIM」「microSIM」「標準SIM」の3つのサイズがあり、どれを使用するかは端末によって異なります。設定前に必ず、動作確認済み端末一覧の[SIMサイズ]欄や、スマホの取扱説明書でご確認ください。
OCNモバイルONEでソフトバンクiPhone6s以降の機種はなぜ使える?
ソフトバンクで販売されたiPhoneは、2015年発売のiPhone 6s以降がSIMロック解除の対象となっています。iPhoneの場合、背面に刻印されている「モデル番号」が同じであれば、同じ通信機能を搭載しています。
2015年以降に発売された日本向けのiPhoneは、ソフトバンクに限らずドコモやauなどのキャリアも同じモデル番号となっています。
そのため、どのキャリアのiPhoneでもSIMロック解除さえ行えば、OCNモバイルONEで利用できます。
なお、ドコモで販売されたiPhoneは、SIMロック解除をしなくても、そのままドコモ回線のOCNモバイルONEで利用できます。ソフトバンクで販売されたiPhoneをOCNモバイルONEで使うならSIMロック解除は必須です。
OCNモバイルONEではソフトバンク回線はある?
OCNモバイルONEでは、ドコモ回線のみとなります。
KDDIのサブブランドはUQモバイル、ソフトバンクのサブブランドはYモバイルとなっております。ドコモのサブブランドはありません。
強いて言えば、兄弟会社であるNTTコミュニケーションズが提供する「OCN モバイル ONE」がサブブランドに相当すると言えます。
しかし、ドコモは電気通信事業法第30条の規制対象で、NTT comは同社の「特定関連法人」として指定されています。法規制によって、OCN モバイル ONEを特別扱いできないのです。
そのような経緯からドコモはNTTグループ企業を含む全てのMVNOに対して公平かつ公正な条件で回線を貸し出していることをアピールしています。
NTTグループの関連会社である、ドコモとNTT.comは法律のため組めません。このため、ドコモは同じグループ会社である「OCNモバイルone」を優遇できないのです。
ドコモはOCNモバイルONEを優遇できないだけで、両社は密接なかかわりがあり、サブブランドに近い存在と言えます。ドコモのサブブランドに近い存在としての立ち位置となりますので、他社の回線はOCNモバイルONEで取り扱いしておりません。
これは、UQモバイルやYモバイルも同じで親会社の回線しか提供しておりません。